初心者でもわかりやすい畳の裏返しのイロハ

そもそも畳は畳床と呼ばれる畳の台に畳表と呼ばれる畳の表面の敷物上の物をはり畳縁で周囲を飾り強化したものです。ここでいう裏返しとは、畳を持ち上げて反対側にすることではなく、畳表を畳床に反対にして貼りなおすことを指します。これはややこしく混乱する方は多いと思います。畳の表替えとは、畳表を丸ごと新品に替えることで、新調は、畳床から新しくすることを指します。畳は現在では藁を使った物、藁と化学繊維を使った物、化学繊維のみの物と分かれています。化学繊維のみの安いものであれば、再購入した方が安くなりますが、良い畳は、2年程度で新品にしてしまうのは非常にもったいないです。そこで裏返しというものがあります。この畳表は材質や編み方によっては非常に高級で長持ちするものですので、裏返しにするだけで新品の輝きを取り戻すことができます。畳の裏返しは畳を長持ちさせるためのテクニックでもあります。

畳も表返しをすることで畳は長持ちする

畳の裏返しは高価なものほど効果があるというのは、材質の問題とともに、目数や織り方によって丈夫さが違う点があります。畳では分かりにくいですが、布にすると分かりやすいと思います。ポリエステルの服は安く加工が簡単ですが、静電気がおこったり、縫い方によっては寄れたりしますが、綿はまさにその糸の本数によって細やかさや編まれ方が違ってきます。雑巾と衣類の布が違う、和服と安い洋装では全く布が違うというイメージに近いかと思います。どちらを選ぶのかは自由です。安くても買い替えることで清潔に保ちたいという方もいますし、良い材質のものを長く使いたいという方もいます。ただせっかく良い編み方と材質で作られている畳であるなら、1畳、数千円を支払うことでさらに数年保つことができるという利点があるということです。

良い畳を表返しで長持ちさせることで森林効果も長持ち

最近の家は座敷が無い家もあるので、馴染みが無い方もいますが、和室は日本の風土に合う部屋として弾力性、断熱性、保温性に優れており、天然の藁が湿度調整もしてくれる高機能な床として使われてきました。現在は高気密住宅になって、保湿性がアダとなりダニの温床ともささやかれていますが、風通しをよくしてホウキで掃除をすることで、カーペットよりもダニが発生したり、ゴミが絡まったりということは無いです。フローリングでも、隙間にダニは入り込むので同様の被害があり、結局掃除をしなければ、どこでもいつでもダニは発生します。ここで裏返しをすることで、畳を清潔に保つこともできます。天然の素材から香る、イグサのニオイには実はフィトンチッドやバニリンと呼ばれる成分が含まれており、森林効果や、ストレスの軽減、鎮静作用を得る事ができます。